ブリティッシュショートヘアはかわいそう?猫の子の特徴、性格、生態について最新版を紹介、解説。甘えすぎず、程よい距離感で甘えすぎず、程よい距離感があるため忙しい家庭や、一人暮らしの方にも向いています。
ブリティッシュショートヘアの基本情報
ブリティッシュショートヘア(British Shorthair)の基本情報を、初めて知る方向けにわかりやすくまとめます。
ブリティッシュショートヘアの基本情報
■ 原産国
- イギリス
■ 体型
- がっしりしたコビータイプ
- 骨太で筋肉質、丸みのある体つき
■ 体重
- オス:4~7kg
- メス:3~5kg
(個体差あり)
■ 被毛
- 短毛・高密度
- ベルベットのような手触り
- 抜け毛はあるが長毛種よりは控えめ
■ 毛色
- 非常に多彩(70色以上)
- 特に有名なのは
- ブルー(グレー)
- ホワイト
- ブラック
- クリーム
- シルバー
- タビー(縞模様)
性格・特徴
- 穏やかで落ち着いている
- 鳴き声は小さめ
- 甘えすぎず、程よい距離感
- 抱っこは「短時間ならOK」な子が多い
- 飼い主に忠実でマイペース
👉 忙しい家庭や、一人暮らしの方にも向いています。
飼いやすさ
■ 運動量
- 少なめ
- 成猫になると特に落ち着く
■ お手入れ
- 週1~2回のブラッシング
- 換毛期(春・秋)は回数を増やすと◎
■ 飼育環境
- 室内飼い向き
- 高さより「床面積」があると喜ぶ
注意したい健康面
- 肥満になりやすい
- 心臓病(肥大型心筋症)に注意
- 運動不足・食事管理が重要
寿命
- 12~15年(適切なケアでそれ以上も)
こんな人におすすめ
- 落ち着いた猫と暮らしたい
- ベタベタしすぎない関係が理想
- お手入れは簡単な方がいい
- 静かな猫が好き
ブリティッシュショートヘアの被毛
ブリティッシュショートヘアの被毛の特徴について、見た目・触り心地・お手入れ・注意点まで詳しく解説します。
■ 被毛タイプ
- 短毛(ショートヘア)
- ダブルコート(上毛+下毛)
- 非常に密度が高いのが最大の特徴
👉 1本1本が太く、立ち上がるように生えているため
**「ぬいぐるみ」「ベルベット」**のような質感になります。
■ 触り心地
- ふわふわ+しっかり
- しっとりというより弾力がある
- 押すと戻る独特の感触
他の短毛種(アメショーなど)よりコシが強いです。
■ 毛色・模様
毛色のバリエーションは非常に豊富で、70種類以上。
代表的なもの:
- ブルー(最も有名)
- クリーム
- ホワイト
- ブラック
- シルバー
- ゴールデン
- タビー(縞)
- バイカラー
※子猫の時と成猫で色味が変わることもあります。
抜け毛について
- 短毛だが抜け毛は多め
- 特に**換毛期(春・秋)**は要注意
- ダブルコートのため、下毛がよく抜ける
👉 放置すると毛球症の原因になることも。
お手入れ方法
■ ブラッシング
- 通常:週1~2回
- 換毛期:週3~4回
おすすめ:
- ラバーブラシ
- 獣毛ブラシ
- ファーミネーターは使いすぎ注意(やりすぎると被毛が薄くなる)
■ シャンプー
- 基本不要(年1回以下)
- どうしても汚れた場合のみ

ブリティッシュショートヘアの歴史について
ブリティッシュショートヘアの歴史は、実用猫から始まり、現在の「ぬいぐるみのような猫」へと進化してきた、非常に興味深いものです。時代ごとにわかりやすく解説します。
① 起源:古代ローマ時代
- 起源は古代ローマ帝国
- ローマ軍がイギリス遠征の際、
ネズミ捕り用の猫として連れてきたのが始まり - イギリスの厳しい気候に適応し、
厚く密な被毛を持つ猫に進化
👉 この環境適応が、現在の被毛の基礎になりました。
② 中世〜近代:英国の街猫として定着
- 農場・倉庫・家庭で活躍するワーキングキャット
- ネズミ捕り能力が高く、
丈夫で病気に強い猫として重宝される - この頃は「猫種」という概念はなく、
イギリス在来の短毛猫という位置づけ
③ 19世紀:猫種としての確立
- 19世紀後半(ヴィクトリア朝時代)
- 猫愛好家 ハリソン・ウィアーが品種改良を開始
(「キャットファンシーの父」と呼ばれる人物) - 1871年
ロンドンのクリスタル・パレスで開催された
世界初のキャットショーに出展
👉 ここで「ブリティッシュショートヘア」という猫種が正式に注目されました。
④ 世界大戦による危機
- 第一次・第二次世界大戦で個体数が激減
- 食糧不足により繁殖が困難に
- 絶滅を防ぐため、以下の猫種と交配:
- ペルシャ
- ロシアンブルー
- シャルトリュー
👉 この交配により
丸い顔・太い骨格・現在の密な被毛が強化されました。
⑤ 戦後〜現代:世界的人気猫へ
- 1950年代以降、猫種として再確立
- ブルーの被毛が特に人気に
- 各国の血統登録団体(CFA、TICAなど)で正式認定
- 日本でも「落ち着いた性格」「丸顔」で人気上昇
ブリティッシュショートヘアの性格
ブリティッシュショートヘアの性格は、「落ち着き」「自立心」「上品さ」がキーワードです。日常での行動イメージが湧くように、具体的に解説します。
■ 基本的な性格
- 穏やかで物静か
- 無駄に鳴かない
- マイペースで自立心が強い
- 神経質すぎず、環境変化にも比較的強い
👉 「大人しい大人の猫」という印象を持たれやすいです。
■ 甘え方の特徴
- ベタベタしない
- 自分から近くに来て静かに甘える
- 膝の上より隣に座るタイプ
- 抱っこは短時間ならOKな子が多い
※無理に構うと距離を取ることがあります。
■ 人との関係性
- 飼い主に忠実
- 家族全員と程よく仲良くできる
- 来客にも比較的落ち着いて対応
- 小さな子どもがいる家庭でも飼いやすい
(ただししつこい接触は苦手)
■ 他の動物との相性
- 他猫とも比較的良好
- 先住猫がいる家庭でも馴染みやすい
- 犬とも相性は悪くない(性格次第)
■ 遊び・活動量
- 子猫期:よく遊ぶ
- 成猫期:運動量は控えめ
- 激しい遊びより、短時間・集中型
👉 おもちゃは「質>量」が向いています。
向いている飼い主タイプ
- 在宅時間が長すぎなくてもOK
- 猫のペースを尊重できる
- 静かな暮らしを好む
- 初心者〜経験者まで幅広くおすすめ
他猫種との性格比較
| 猫種 | 性格 |
|---|---|
| ブリティッシュショートヘア | 落ち着き・自立 |
| スコティッシュフォールド | 甘えん坊 |
| ベンガル | 活発 |
| ロシアンブルー | 繊細・一途 |

ブリティッシュショートヘアが「かわいそう」と言われる理由
ブリティッシュショートヘアがネットやSNSで「かわいそう」と言われることがありますが、
それは猫種そのものが不幸という意味ではなく、誤解・飼い方・一部の繁殖事情が原因です。理由ごとに冷静に整理します。
① あまり甘えない=愛されていないと誤解される
- ブリティッシュショートヘアは
ベタベタしない性格 - 鳴かず、抱っこも長時間は好まない子が多い
👉
- 「懐いてない」
- 「寂しそう」
- 「放置されている?」
と誤解されやすいですが、
これは猫の性格であり正常です。
② 表情がクールで不愛想に見える
- 丸顔+大きな目+口角が下がり気味
- 無表情に見えやすい
👉 写真や動画だと
「不機嫌そう」「幸せじゃなさそう」
と受け取られがちですが、
実際はリラックスしているだけのことが多いです。
③ 太りやすく「不健康そう」に見える
- 骨太で筋肉質
- 丸い体型が強調されやすい
👉 肥満になると
- 動かない
- 苦しそう
- かわいそう
と言われがちですが、
これは猫種の問題ではなく飼育管理の問題です。
④ 繁殖事情への批判
- 人気猫種ゆえに乱繁殖の対象になりやすい
- 劣悪な環境で繁殖されるケースが報道されることも
👉 この場合「かわいそう」なのは
猫種ではなく、その扱われ方です。
⑤ 静か=ストレスを感じていると誤解される
- 鳴かない
- 暴れない
- 要求しない
👉 実は
ストレス耐性が高く、落ち着いているだけ
というケースが大半です。
ブリティッシュショートヘアを飼う際の注意点
ブリティッシュショートヘアを飼う際の注意点は、
「穏やかな性格」と「がっしり体型」を正しく理解することが重要です。
初心者の方にも分かりやすく、実践的にまとめます。
① 肥満管理は最重要ポイント
- 太りやすい体質
- 成猫になると運動量が減る
- 丸い体型=可愛い → 太りすぎの見逃しに注意
対策
- 年齢・体重に合った給餌量を厳守
- おやつは最小限
- 1日2〜3回、短時間でも遊ぶ
② 運動不足になりやすい
- 高い場所より床で遊ぶのが好き
- 激しい上下運動は少なめ
対策
- 猫じゃらしで「狩り遊び」
- トンネル・ボールなど床遊び重視
- キャットタワーは低めでOK
③ 抱っこ・過干渉はNG
- ベタベタされるのが苦手
- 自分から来るのを待つタイプ
注意
- 無理な抱っこ → ストレスの原因
- 子どもがいる家庭ではルール作り必須
④ 抜け毛と毛球症対策
- 短毛でも被毛密度が非常に高い
- 換毛期は特に抜け毛が多い
対策
- 週1〜2回のブラッシング
- 換毛期は週3〜4回
- 毛玉ケアフードや水分補給
⑤ 健康面で気をつけたい病気
- 肥大型心筋症(HCM)
- 関節への負担(肥満が原因)
- 歯周病(意外と多い)
対策
- 年1回の健康診断
- シニア期は心臓エコーも検討
- 歯磨き習慣を子猫期から
⑥ 留守番はできるが「放置」はNG
- 一人時間は得意
- ただし刺激ゼロはストレスに
対策
- 窓際スペース
- 知育トイ
- 帰宅後は必ず声かけ+短時間の遊び
⑦ 迎える先の選び方
- 人気猫種=繁殖環境の差が大きい
- 親猫の健康・性格確認が重要
おすすめ
- 健康検査を実施しているブリーダー
- もしくは信頼できる保護団体
初心者が特に気をつけたい3点まとめ
- 太らせない
- 構いすぎない
- 遊びと健康管理を怠らない

ブリティッシュショートヘアを飼っている人の体験談
以下は ブリティッシュショートヘアを実際に飼っている人のリアルな体験談を、共感しやすいエピソード形式でまとめたものです。※個人名は仮名です。
🐱 体験談①:鈴木さん(30代・女性)
きっかけ
「インスタで丸い顔が気になって…」と子猫を迎え入れた鈴木さん。
印象
- 子猫期から落ち着きがある
- 走り回るより、静かにおもちゃを追うタイプ
困ったこと
- 「抱っこして〜!」と来るタイプではないので、
最初はちょっと寂しく感じた
でも…
- ソファでテレビを見ると、横にすっと寄り添ってくれる
- 鳴き方が小さいけど、名前を呼ぶとちゃんと反応
👉 「静かな子だけど、存在が癒し。
期待と違っても、それが良さになった」とのお話。
🐾 体験談②:田中さん(40代・夫婦+小学生)
性格の良さ
- 子どもが触っても怒らない
- 激しく噛んだり引っかいたりしない
遊び方
- 猫じゃらしを振ると、
走り回るというより狙って短時間ダッシュ→休憩 - 「ほどほどに遊ぶ」タイプ
抜け毛対策
- 換毛期は思ったより抜けるので
毎日軽くブラッシングすると快適に
👉 「静かで子どもとも仲良し。
でも放置はダメ、ちゃんと向き合う時間を作ることが大事」とのこと。
🪟 体験談③:佐藤さん(20代・一人暮らし)
留守番は得意
- 日中は仕事で留守でも嫌がらない
- おもちゃを置くと退屈しない
帰宅後の対応
- 帰ってきてすぐ撫でると、
喉をゴロゴロ鳴らして甘える
体重管理の苦労
- 成猫になるにつれて、
体重が増えやすいタイプで、ダイエット食に切り替え
👉 「遊ぶ時間は短くてもいいから、毎日声をかけるのがポイント」と実感。
🧠 体験談④:山田さん(50代・猫2匹飼い)
先住猫との相性
- 最初は距離があったけど
数週間でお互いリスペクト関係に
性格比較
- 先住猫(活発)に比べ
ブリティッシュショートヘアは静かでマイペース
日常の愛らしさ
- 朝、飼い主が起きると
伸びをしながら足元にやってくる
👉 「存在が“日常の柔らかい時間”をつくってくれる猫」と表現。
📝 共通して聞かれた感想まとめ
| 体験談から分かること | 多かった声 |
|---|---|
| 愛情表現は穏やか | 鳴き声は小さめ |
| 子どもや他猫と相性良い | 攻撃性が低い |
| 太りやすい | 食事管理が大事 |
| 飼い主のペースに合わせやすい | 留守番は得意 |
| 甘え方は控えめ | 膝に乗るより隣でまったり |
ブリティッシュショートヘアに関するよくある質問
ブリティッシュショートヘアに関するよくある質問(FAQ)を、初めて飼う方が疑問に思いやすいポイント中心にまとめました。
Q1. 懐かないって本当?
A. 懐きます。ただし甘え方が控えめです。
膝に乗る・ずっと抱っこといったタイプは少なめですが、
隣に座る・目で追う・静かに寄り添うなど、分かりにくい愛情表現をします。
Q2. 抱っこはできますか?
A. 短時間ならOKな子が多いです。
自分のタイミングを大切にする猫種なので、無理は禁物。
嫌がる素振りを見せたらすぐ下ろしましょう。
Q3. 一人暮らしでも飼えますか?
A. とても向いています。
留守番が比較的得意で、静かに過ごせるため
仕事で日中不在の家庭にも適しています。
Q4. 鳴き声はうるさい?
A. かなり静かな部類です。
要求鳴きが少なく、声も小さめ。
集合住宅でもトラブルになりにくい猫種です。
Q5. 抜け毛は多い?
A. 短毛ですが多めです。
被毛密度が非常に高く、換毛期は特に抜けます。
週1〜2回、換毛期は週3〜4回のブラッシングが理想です。
Q6. 太りやすいって本当?
A. 本当です。
成猫になると運動量が減るため、食事管理が重要。
「丸い=可愛い」で油断すると肥満になりやすいです。
Q7. 子どもや他のペットと相性は?
A. 比較的良好です。
穏やかで攻撃性が低く、
しつこくされなければトラブルは少なめ。
Q8. 病気になりやすい?
A. 比較的丈夫ですが注意点はあります。
- 肥大型心筋症(HCM)
- 肥満による関節トラブル
定期健診で早期発見が大切です。
Q9. 初心者でも飼えますか?
A. 飼いやすい猫種です。
ただし「構いすぎない」「太らせない」ことが重要。
猫のペースを尊重できる人に向いています。
Q10. 価格相場はどれくらい?
A. 日本では20万〜40万円前後が目安です。
毛色・血統・ブリーダーによって差があります。
安さだけで選ぶのはおすすめしません。
猫の飼育に必要なもの
猫の飼育に必要なものはいろいろあります。以下の記事で紹介しているので参考にしましょう。




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