ソマリは飼いにくい?猫種の特徴、性格、毛、飼育について最新版を紹介、解説。今は言わずとも非常に活発で好奇心旺盛、賢く、人と遊ぶのが大好き、甘えん坊でコミュニケーション上手なので初心者にもとても向いていると言えるでしょう。
ソマリの基本情報
ソマリ(Somali)の基本情報を、特徴・性格・飼いやすさが分かるようにまとめます。気になる猫の一覧を詳細まで解説します。多くの可能性を秘める猫なので飼ってあげることをおすすめします。
■ 原産国
- アメリカ・カナダ
(アビシニアンの長毛種として誕生)
■ 体型
- セミフォーリンタイプ
- しなやかで筋肉質、引き締まった体つき
■ 体重
- オス:4~6kg
- メス:3~5kg
(個体差あり)
被毛の特徴
- 長毛(セミロング)
- シルクのようになめらか
- ダブルコートだが絡みにくい
- ティックドタビー(1本の毛に複数色)が最大の特徴
代表的な毛色:
- ルディ
- レッド
- ブルー
- フォーン
性格・気質
- 非常に活発で好奇心旺盛
- 賢く、人と遊ぶのが大好き
- 甘えん坊でコミュニケーション上手
- 鳴き声は比較的控えめ
👉 「犬のような猫」と表現されることもあります。
飼いやすさ・生活面
■ 運動量
- 多い
- 高さのあるキャットタワーが必須
■ お手入れ
- 週2~3回のブラッシング
- 換毛期は回数を増やす
■ 留守番
- 長時間はやや苦手
- 遊び相手や刺激が必要
健康面での注意
- 比較的丈夫
- 注意したい病気:
- ピルビン酸キナーゼ欠損症(PK欠損)
- 歯周病
👉 信頼できるブリーダー選びが重要です。
寿命
- 12~15年
ソマリはこんな人におすすめ
- 活発で遊び好きな猫が好き
- 猫としっかりコミュニケーションを取りたい
- 在宅時間が長め
- 複数飼いを検討している
ソマリの被毛について
ソマリの被毛の特徴は、とても個性的で「美しさ」と「実用性」を兼ね備えています。見た目・手触り・毛色・お手入れまで、分かりやすく解説します。
■ 被毛タイプ
- セミロング(中長毛)
- ダブルコート
- しなやかで体に沿って流れる毛質
👉 長毛種の中では毛玉ができにくいのが特徴です。
■ 最大の特徴:ティックドタビー
ソマリの被毛最大の特徴は
ティックドタビー(Agouti Ticked)。
- 1本の毛に2~4色以上の色帯が入る
- 縞模様が出ず、全体がキラキラ見える
- 光の当たり方で色が変わるように見える
👉 ヒョウや野生動物のような野性味ある印象になります。
■ 触り心地
- シルクのようになめらか
- ふわふわよりさらさら
- 被毛が軽く、指通りが良い
■ 毛の長さの特徴
- 体:中程度
- 首回り:やや長め(ラフ)
- しっぽ:非常に豊か(キツネのよう)
- お腹・後ろ脚:やや長め
毛色の種類(代表例)
- ルディ(赤茶×黒)※最も代表的
- レッド
- ブルー
- フォーン
※子猫の頃は色が薄く、成長とともに濃くなります。
お手入れ方法
優しい性格の一面もありブラッシングしてあげると大人しくなる一方で、家族に思った以上に冷めた態度を示すこともあり。本当に気まぐれさんです。新しいしつけをする際は注意です。現在は大きく可愛い猫が増えており、愛情を注いであげてください。
■ ブラッシング
- 通常:週2~3回
- 換毛期:ほぼ毎日が理想
おすすめ:
- スリッカーブラシ(軽め)
- コーム(仕上げ用)
※力を入れすぎないことが重要。
■ シャンプー
- 基本不要
- 汚れた場合のみ、年1回程度
被毛を美しく保つポイント
- 高たんぱく・良質な食事
- こまめなブラッシング
- ストレスをためない生活
- 十分な運動(血行促進)
他の長毛種との違い
| 猫種 | 被毛の特徴 |
|---|---|
| ソマリ | 軽く絡みにくい |
| ペルシャ | 非常に長く密 |
| メインクーン | 長く重め |
| ノルウェージャン | 防水性あり |

ソマリの歴史について
ソマリの歴史は、「偶然生まれた長毛」が、やがて大きな正式な猫種として認められるまでの物語です。時代ごとに分かりやすく解説します。人間にも劣らぬ美しい女の子や男の子が増えています。
① 起源:アビシニアンから生まれた“長毛”
- ソマリはアビシニアンの長毛種
- 1940年代頃、アメリカ・カナダ・イギリスで
アビシニアンの繁殖中に長毛の子猫が誕生 - 当初は「基準外」とされ、評価されなかった
👉 この長毛は劣性遺伝によるものです。
② 長く“存在しなかった”猫
- 当時のブリーダーは
アビシニアン=短毛が理想と考えていた - 長毛の子は
- 繁殖から外される
- 血統書に記載されない
など、表に出ることがほとんどなかった
👉 つまり、ソマリはしばらく
**「意図的に作られなかった猫」**でした。
③ 1960年代:猫種として注目され始める
- 1960年代、アメリカのブリーダー
**エヴリン・メイグ(Evelyn Mague)**が転機を作る - 長毛アビシニアンの美しさに注目し、
独立した猫種として確立を目指す
④ 「ソマリ」という名前の由来
- アビシニアンの名前の由来は
旧名エチオピア(アビシニア) - その隣国ソマリアから
「ソマリ(Somali)」と命名
👉 地理的なつながりを持たせた、
とても象徴的な命名です。
⑤ 猫種としての公認
- 1970年代
- CFA(アメリカ)
- TICA など
主要な血統登録団体が相次いで公認
- 「長毛でもアビシニアンの気品と活発さを持つ猫」として評価される
⑥ 現代のソマリ
- 世界的には愛好家向けの猫種
- 日本では希少種だが、根強い人気
- 「犬のような猫」「一生子猫のよう」と表現されることも
ソマリの性格について
ソマリの性格は、「活発・賢い・甘えん坊」が三大特徴です。
そのためこれら見た目の美しさだけでなく、一緒に暮らして楽しい性格として高く評価されています。
■ とにかく活発・好奇心旺盛
- 家の中をよく探検する
- 高いところが大好き
- 動くものにすぐ反応
👉 「止まっている時間が短い猫」と言われることもあります。
■ とても賢い
- 飼い主の行動をよく観察する
- 名前を覚えやすい
- 知育トイが得意
- ドアや引き出しを開ける子も
👉 知的刺激がないと退屈しやすいです。
■ 甘えん坊で人が大好き
- 飼い主の後をついて回る
- 声をかけると近くに来る
- 抱っこは短時間派だが、撫でられるのは好き
👉 **「犬っぽい猫」**と言われる理由のひとつです。
■ 鳴き声・コミュニケーション
- よく鳴くが、声は比較的控えめ
- 要求鳴きというより「おしゃべり」
- 目線やしっぽでの表現も豊か
■ ひとり時間はやや苦手
- 飼い主との関わりを好む
- 長時間の留守番はストレスになりやすい
👉 在宅時間が長い家庭、複数飼い向き。
年齢による性格変化
| 年齢 | 性格傾向 |
|---|---|
| 子猫 | 非常に活発・いたずら多め |
| 若猫 | 遊び+甘えのバランス型 |
| 成猫 | 活発さは残るが落ち着く |
| シニア | 甘えん坊度が増す |
他猫種との性格比較
| 猫種 | 性格 |
|---|---|
| ソマリ | 活発・甘えん坊 |
| アビシニアン | 活発・クール |
| ブリティッシュショートヘア | 穏やか・自立 |
| ベンガル | 非常に活発 |

ソマリが飼いにくいと言われる理由
ソマリが「飼いにくい」と言われることがありますが、
それは欠点というより性格・運動量・関わり方が合わない人には大変、という意味です。理由を冷静に整理します。
① とにかく運動量が多い
- 高いところが大好き
- 家中を走り回る
- 子猫〜若猫期は特にパワフル
👉
静かな猫を想像していると
「落ち着きがない」「大変」と感じやすいです。
② 退屈にとても弱い
- 知能が高く、刺激を必要とする
- 放置されるとストレスが溜まりやすい
起こりやすい問題
- イタズラ
- 夜中の運動会
- 無視されると拗ねる
👉 「構わなくても平気な猫」ではありません。
③ 甘えん坊すぎると感じる人も
- 飼い主の後をついて回る
- 視界にいないと不安になる子も
👉
一人時間が長い人には
「重い」「手がかかる」と感じられることがあります。
④ 高さ対策・安全対策が必須
- キャットタワーは必須
- カーテン・棚・冷蔵庫の上などにも登る
👉
落下防止・脱走防止をしないと危険。
⑤ 遊び不足=問題行動につながりやすい
- 遊ばないとストレスが溜まる
- 知的欲求も高い
👉
毎日時間とエネルギーを使う必要があります。
⑥ 留守番があまり得意ではない
- 飼い主との関わりが大好き
- 長時間の孤独はストレスに
👉
共働きで帰宅が遅い家庭だと
難易度が上がります。
実は「飼いやすい」と感じる人も多い
逆に、以下の人には非常に飼いやすいです。
- 在宅時間が長い
- 猫とたくさん遊びたい
- 活発な猫が好き
- 複数飼いができる
- 犬っぽい性格が好き
ソマリを飼う際の注意点
ソマリを飼う際の注意点は、
「運動量の多さ」「甘えん坊な性格」「知能の高さ」を正しく理解することです。
事前に知っておくと後悔しにくいポイントを、実践的にまとめます。
① 運動不足は最大のトラブル原因
- 非常に活発
- 高いところが大好き
- 走る・跳ぶ・登るが日常
対策
- 天井突っ張り型キャットタワー
- 安全な登り降りルートの確保
- 1日2回以上の遊び時間(15〜30分)
② 「放置」はストレスになる
- 人が大好き
- 飼い主の存在を常に感じたい
注意
- 長時間留守 → 問題行動の原因
- 夜型生活になりやすい
対策
- 帰宅後は必ず遊ぶ
- 声かけ・スキンシップを習慣化
- 可能なら複数飼い
③ 知能が高く、いたずらしやすい
- ドアを開ける
- 引き出しに入る
- 食べ物を狙う
対策
- チャイルドロック
- 誤飲防止(小物は片付ける)
- 知育トイで発散
④ 高さ・脱走対策は必須
- カーテン・棚・冷蔵庫の上も狙う
- 窓・玄関からの脱走リスク
対策
- 窓ロック
- ベランダ対策
- 家具の固定
⑤ 被毛ケアを怠らない
- セミロングで絡みにくいが油断は禁物
- 換毛期は抜け毛増加
対策
- 通常:週2〜3回のブラッシング
- 換毛期:ほぼ毎日
- 毛玉予防フードや水分補給
⑥ 健康面で注意したい病気
- PK欠損症(遺伝性)
- 歯周病
対策
- 遺伝子検査済みの親から迎える
- 子猫期から歯磨き習慣
- 年1回の健康診断
⑦ 鳴き声・夜間運動への理解
- おしゃべり好き
- 夜中に遊びたがることも
対策
- 寝る前にしっかり遊ぶ
- 生活リズムを整える

ソマリの健康管理
ソマリの健康管理は、「運動量の多さ」と「遺伝的リスク」を理解したうえで、日常ケア+定期チェックを続けることが重要です。実践しやすい形でまとめます。
① 毎日の健康チェック(重要)
ソマリは活発なため、変化に気づきにくい猫種です。
チェック項目
- 食欲はあるか
- 便・尿の回数や状態
- 動きが鈍くなっていないか
- 被毛のツヤ・抜け毛の量
- 歯茎の色(健康:薄いピンク)
👉 少しの変化も見逃さないことが大切です。
② 運動管理:健康の土台
- 運動不足 → ストレス・肥満・問題行動
- 運動過多 → ケガのリスク
理想
- 1日2回以上の遊び(各15〜30分)
- 高低差のある動線を確保
- 寝る前に遊んで生活リズムを整える
③ 食事管理:質と量が重要
- 高たんぱく・良質なフードが向く
- 活発な割に太りやすい子もいる
ポイント
- 年齢・体重に合った給餌量
- おやつは1日の摂取カロリーの10%以内
- 水分摂取を意識(自動給水器がおすすめ)
④ 被毛・皮膚ケア
- セミロングで絡みにくいが油断しない
- 毛づくろいが多い → 毛球症注意
ケア
- 週2〜3回のブラッシング
- 換毛期はほぼ毎日
- 必要に応じて毛玉ケア食
⑤ 歯と口腔ケア(重要)
- 歯周病になりやすい傾向
対策
- 子猫期から歯磨き習慣
- 歯磨きシート → 歯ブラシへ段階的に
- デンタルケアおやつ併用
⑥ 注意したい病気
ソマリで特に意識したいもの:
- PK欠損症(ピルビン酸キナーゼ欠損症)
→ 遺伝性の溶血性貧血 - 歯周病
- 毛球症
- まれに心臓疾患
対策
- 親猫の遺伝子検査確認
- 年1回以上の健康診断
- シニア期は血液検査を重視
⑦ 定期健診の目安
| 年齢 | 健康診断 |
|---|---|
| 子猫 | ワクチン+検診 |
| 成猫 | 年1回 |
| シニア(7歳〜) | 年2回+血液検査 |
ソマリとの良好な関係を築くためのコツ
ソマリと良好な関係(信頼関係)を築くコツは、
「頭・体・心」をバランスよく満たすことです。
行動レベルで実践できるポイントに分けて解説します。
① 毎日の「遊び」は最優先
ソマリにとって遊び=愛情表現です。
理想
- 1日2回以上(各15〜30分)
- 猫じゃらしで狩り遊び
- 最後は「捕まえさせて終了」
👉 遊び不足は不満・いたずら・夜鳴きにつながります。
② 話しかける・反応する
- 名前を呼ぶ
- 行動に言葉を返す
- 目が合ったらゆっくり瞬き
👉 ソマリは人の反応を楽しむ猫です。
③ 放置しないが、構いすぎない
- そばにいる安心感が大切
- ただし、抱っこを強要しない
コツ
- 近くに座る
- ソマリから来るのを待つ
④ 知的好奇心を満たす
ソマリは「頭を使うこと」が大好き。
おすすめ
- 知育トイ
- フードパズル
- おもちゃのローテーション
👉 退屈=関係悪化の原因になります。
⑤ 生活リズムを整える
- 決まった時間に遊ぶ・ごはん
- 夜型にさせない
ポイント
- 寝る前にしっかり遊ぶ
- 遊び→食事→睡眠の流れを作る
⑥ 高さと安全を確保する
- 高い場所は安心できる居場所
- 見下ろせる=落ち着く
対策
- キャットタワー
- 棚の動線づくり
- 落下防止対策
⑦ 褒める・叱らない
- 叱ると信頼を失いやすい
- 良い行動を褒める
例
- 爪とぎ成功 → 声で褒める
- 落ち着いた行動 → 撫でる
⑧ 体調変化にすぐ気づく
- 元気がない=関係性にも影響
- 信頼は「守ってもらえた経験」で深まる
ソマリの飼育に必要な用品
ソマリの飼育に必要な用品はいろいろあります。以下の記事でペットショップを紹介しているので参考にしましょう。



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