ヨザルはどんな動物?特徴、生態、生息地について

mammalian

ヨザルはどんな動物?特徴、生態、生息地について解説します。唯一夜行性のグループのサルの仲間でとても特殊な動物です。このサルの仲間は南米の地域でとても広くみられており、深い熱帯雨林などに生息していることで知られています。

ヨザルとは? 基本ステータスについて

ヨザルは霊長目オマキザル科ヨザル属に属する霊長類。英名はnight monkey、学名はAotus trivirgatus。体長は30~40cm、体重は600~1,000g。

Japanese(和名)ヨザル
English(英名)night monkey
scientific name(学名)Aotus trivirgatus
classification(分類)Mammalia、Primates、 Cebidae、Aotus
哺乳綱、霊長目、オマキザル科、ヨザル属
IUCN Status(保全状況)LEAST CONCERN
Length(体長)30~40cm
Weight(体重)600~1,000g 

生息地について

ヨザルはコロンビア,ベネズエラ、ブラジルに分布しています。南アメリカでペアが多くみられており、研究も進んでいます。

特徴は?どんな感じの生物なのか?

ヨザルはサルの仲間では唯一の夜行性の動物でほとんど樹上で生活をします。毛色は上面は銀灰色や灰褐色、腹部は橙色から褐色。頭部は丸く、耳は毛の中に埋もれています。四肢には5本の指があり、爪はすべて平爪になっていて木登りがうまいです。ヨザルは森林地帯や高地に生息をしています。

性格はどんな感じなのか?

ヨザルはまったくの夜行性の動物で、昼間は木の洞などで丸くなって眠っているが、夜間は活発に活動しますので人間とは逆です。普段は群れを作って生活をするため、とても社会性が強い動物となります。行動範囲は200~250mで縄張り意識が強いです。

生態はどんな感じ?

ヨザルは雑食性で、果実や木の葉のほか、ハチミツや昆虫、カエル、カタツムリ、小鳥を食べて生活をしています。妊娠期間150日でメスは1回に付き1頭産むことが可能です。性成熟は2年~3年。寿命は10年あります。

天敵はいるのか?

外敵はジャガーやオオカミ、ヒョウなどです。

ヨザルは絶滅危惧種なのか?

ヨザルは絶滅危惧種に指定されていません。

ヨザルは飼育可能?

ヨザルは集団生活をすることからあまり一般人が飼育するには向いていません。動物園などで鑑賞することをおすすめします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました