ディンゴはどんな犬?特徴、生態、生息地について解説

mammalian

ディンゴはどんな動物?特徴、生態、生息地について解説していきます。この動物はオーストラリアやアジアの犬であり、野犬の一種とされています。ディンゴは約3000~4000年前にオーストラリア大陸へ渡ったアジアのディンゴの子孫ではないかと言われています。

ディンゴとは? 基本ステータスについて

ディンゴはオーストラリアとアジアの犬でタイリクオオカミの亜種です。体長は1mくらいで体重は10 ~ 15kg。学名はCanis lupus dingo。ディンゴはオーストラリアの野生のイヌ(dog)として知られています。公式の歴史では約3000~4000年前にオーストラリア大陸へ渡ったアジアのディンゴの子孫と言われています。

Japanese(和名)ディンゴ
English(英名)dingo
scientific name(学名)Canis lupus dingo
classification(分類)Mammalia、 Carnivora、Canidae、Canis
哺乳綱、ネコ目、イヌ科、イヌ属 
IUCN Status(保全状況)VULNERABLE
Length(体長)1m
Weight(体重)10 ~ 15kg

分類について

ディンゴは数千年前にオーストラリア大陸へ渡ったアジアのディンゴの子孫とされています。タイリクオオカミの亜種とする分類説と、一部で独立種とする分類説が並立しています。

ディンゴの生息地はどこ?

ディンゴはオーストラリアの野犬として有名ですが、情報ではもともとは東南アジアに分布していたと言われており、オーストロネシア人がこのオーストラリア大陸へ持ち込んだことで、広がっていったと言われています。

特徴は?どんな感じの生物なのか?

ディンゴは単独あるいは群れで力を合わせて行います。多くは黄褐色の体毛と垂直に立った耳を持っています。ディンゴはダブルコートと呼ばれる二重構造の被毛を持っていますが北部に住むディンゴの被毛はシングルコートです。オーストラリアの砂漠、草原、さらには林に生息しております。群れをつくり生活することが多いです。犬と違って、ディンゴは吠えることが多くありません。

性格はどんな感じになるのか?

ディンゴは家畜や人間を襲うことがあるためとても凶暴な動物になります。しつけは非常に難しいといわれているため、ペットにすることがなかなか難しいですし、自然ではオオカミのようなもので他の動物との共存が難しいと言われています。地域ではよくニュースやほか特集にもなっています。

生態はどうなっているのか?

ディンゴは群れで狩りをするため、肉食の動物となります。ディンゴは秋から初冬にかけて1度だけ繁殖します。1度に3~4頭の子供を産み、オスとメスが協力して育てます。生後6~8カ月になると親離れします。ディンゴは寿命は10年程度と言われていますが飼育下であればもっと生きると言われています。

天敵はいるのか?

ディンゴのような肉食動物はオーストラリアにはいないため、これといった天敵はいません。敢えて言えば人間が最大の脅威です。

ディンゴは絶滅危惧種なのか?

ディンゴは絶滅危惧種に指定されています。ある一定の生息数がいますが、家畜を襲って食べるため、害獣とされており、報復を受けて死亡するケースが多いです。ディンゴの生息数は多いものの、イヌとの異種交配が進んでおり、純血種が減っている状態です。

ディンゴは飼育できるのか?

ディンゴはとても凶暴な動物ですので飼育にはおすすめしません。一般人が飼育することは極めて難しいと思っておいた方が良いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました